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2022.12.31 2022年 仕事納め

こんにちは。社長の秋竹です。

12/28営業の仕事納め、12/29の製造納め、12/30の経理の締め納め、そして本年7月開店した南紀白浜店12/31の仕事納め、大晦日の今日をもって早和果樹園の2022年の全業務が終了いたしました。

本年最終営業日の南紀白浜店の様子

昔、各地に社員が赴いて試飲販売していたときは、この南紀白浜にあるとれとれ市場さんで年末年始も販売しておりましたが、コロナ禍により一旦終了。しかし本年店舗出店のお声がけをいただき、またこの年末年始、しっかりと営業業ができるようになりました。これで365日休みなし、どこかで誰かが働いている早和果樹園の再来となりました(笑

早和果樹園は6次化企業ではありますが、どちらかというと製造(生産)寄りの、ものづくり企業の要素が強くありました。しかし、今回本社より約60km離れたこのとれとれ市場さんに新規出店するに当たり、「ああ、これで3次産業の要素もかなり強くなったな・・・」と感じたものです。当然、年中開店している観光土産店さんへの出店なので、ルールはそちらに合わせていく必要がある。その部分が、我々としていままで体験してなかった「365日販売業務」という後に引けない状況に踏み込んだ、記念すべき一歩であるのかなと感じています。

有田みかんを全国に・世界に!を掲げている我々としては、認知向上のために様々な場面でみかん商品を売っていきたいと考えております。自分たちで小売店を運営し、自分たちで認知を広げていく。とても大変なことだとは思いますが、やりがいがある仕事であると感じます。私も農家出身なので販売には明るくありませんが、たくさん入ってきてくれる若い社員のために、精一杯範囲を広げて、働く「場」をたくさん創造して、みかんの価値を上げる活動を進めていきたいと考えています。

さて、前置き?が長くなりましたが、簡単に今年の振り返りを。

コロナ禍も3年目となり、徐々にwithコロナが浸透してきた年始だったかと思います。私はMBAの取得に向け、1月は勉強ばかりしておりました(大変でした・・・が、無事取得)

4月には6人の新卒大学生が入社してくれて、さらに賑やかになりました。今年も新人歓迎会はできずじまいでしたが、彼ら彼女らはこの8ヶ月非常に活発に動いてくれまして、もう現在は一人前に業務をこなしてくれています。頼もしいですね、ほんとに。

4/1入社式の記念撮影

少しさかのぼり、3月にはMG(マネジメントゲーム)という経営と会計のゲームを社内に取り入れ、4月より社員に外部への研修を開放しました。1回25,000円+旅費宿泊費懇親会費計15,000円くらいかかりますが、8名ほどの社員が何回も外に出て勉強してくれて、10月に総額で100万を突破しました(笑)。ちょっと使いすぎかな?と思われちゃいそうですが、これを続けていけば、3年後くらいには会計や経営を語れる社員が増えてくると考えれば安いものです。先行投資ですが良い取り組みだと考えています。この辺、詳しくはまたブログで書きたいなぁ。

6月末、第22期が終えました。決算内容は、ありがたいことに弊社の過去最高売上と利益を叩き出しました。うまいことコロナ禍の対応にシフトできたようです。これは非常にうれしかったので、初めて決算特別賞与を拠出しました(通常は冬・夏の2回ですが、今回は冬・夏・夏といった感じ)。これにはみんなびっくりして、とっても喜んでくれました。物価も上がってるしね、家計の足しにと。

7月は上で書いたように、早和果樹園の本格的3次化参入である「南紀白浜店(とれとれ市場内)」をオープン。早和果樹園のイメージをしっかり出そうと、本社店のデザイナーに依頼して、オレンジと緑がメインの店舗を作ってもらいました。売上は上々。コロナも落ち着いてきた良いタイミングでもあり、ちょうどお声がけ頂いて良かったなと感じています。ここでしっかりと、ブランディングを進めていきたいです。

オープン初日(7/1)です

9月と11月、退職金制度として企業型DC(企業型確定拠出金制度)の説明会を社員対象に行いました。うちは農家派生のベンチャーですので、まだ退職金制度を整備してませんでした(とゆーか、中退共とか入る気がどうにもしなかったし。辞めたら恩恵、よりも今いる人に恩恵を、という考え方のもと)。でも今回、この企業型DCを入れることで現役の連中が楽しみに運用してくれるのではないか、と感じたので導入を決定しました。資金はすべて企業側拠出(給与は減らしませんよ。それやっちゃうと意味ないし)。まだみんなピンと来てないかもしれませんが、100年企業を目指す弊社としては、非常に重要な一歩ではないかなと感じております。そもそも、中小企業で導入しているのは非常に少ないと聞いてますしね(とある書籍にて)。施行は来年3月。まだ準備段階ですが、皆どんな反応になるか楽しみにしています。

ちなみに私自身は今年、コロナもゆるくなってきたせいか、色んなところに呼んでいただきました。大学やEC団体、その他農業系などでの講演が多くなり、行く先行く先でいろんな方とお会いすることで、すごく知見が溜まってきたように思います。MBAも終わったし、積極的に県外に出ていった1年となりましたね。とにかく疲れました。

11月に「スタ★アトピッチ」というピッチランにも参加しました。4分で事業説明はしんどい!笑

そして、弊社の超繁忙期である12月は、たくさんのアルバイトさんや企業出向者さんなど、住み込みで働いてくれる人も増え、今年もなんとか無事、本年を終えることができました。みかんはこの時期しか無いのでみんな必死!来年もしっかりと販売できるよう果汁原料確保も頑張りましたよ。

みかんの皮むきの様子。これ去年の画像です(流用)

あとは、やっぱりサラメシですね。2018年の放送時は大旋風をまき起こしましたが、もう一度来てくれたのは本当に嬉しかった。今回もとっても良い放送でした。

古田主任からレクチャーを受ける新人たち

色んなことがまだまだありましたが、あんまり長くなってもアレなのでこのへんで。

2023年からは投資フェーズが始まります。そしてなんと、干支は兎🐰。そう、わたしなんと年男なのです。ぴょんぴょんと動き出しますので、乞うご期待!ですね。コロナもちょいと収まってもらって、ガンガン動ける良い兎の年になってほしいものです。それでは皆さん、良いお年を。

●この記事を書いた人 秋竹俊伸 社長

秋竹俊伸 社長

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みかん屋の社長です。20歳から10年間はバリバリ専業農家してました。その反動からか、最近の趣味は魚を買ってきて捌くことです。日本酒と刺し身が大好きなアラフィフです。
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