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2022.10.20 R4近畿農業法人協会交流会に参加しました

こんにちは。社長の秋竹です。

早和果樹園は普段、農業法人として和歌山県の農業法人協会に所属しております。

今回はこの県単位の協会で、近場の近畿で集まって交流しよう!という会が開催されました。正式名称は「令和4年度 近畿府県農業法人組織交流会」です。

今回の開催地は、兵庫県です。兵庫の皆さんお疲れ様です。

この交流会、実は近畿の各法人協会が持ち回りで毎年開催しているのですが、コロナ禍もあり実に3年ぶりの開催となりました。兵庫県さんお疲れさまです。

農業法人って、交流してなにかあるの?と思われるかもしれません。集まってくるものは皆違う作物を作っている法人たち。栽培方法などの話なんかしても、すれちがい通信みたいになるのは確実です。

でも、それぞれ会社の経営者として集まってくると、これが面白い話になります。雇用や、人材育成の話です。もちろん「農業」という共通のバックボーンがある上で、です。

農業法人として近畿まで来て交流しようという人たちは、結構規模が大きかったり意識が高かったりと、面白い人達が集まってきます。なので毎回、結構盛り上がるんですね。何回も顔を合わせると、話がどんどんディープになってきたりしますしね。

10/19の初日は、「販売のプロが教える 商品の魅力をしっかり伝えるコツ」と題して、㈱売れる売れる研究所 代表の橋本和恵さまの講演。農業者も市場で売ってもらうばかりではなく、自分で農作物を売り込まないといけません。うちの加工品もまさにそう。内容はマーケティングの基礎のような感じでしたが、自分の振り返りにちょうどよかったです。

あとは、情報提供として近畿農政局や日本農業法人協会、そして地元の兵庫県農業法人協会の紹介など、いろいろいろいろありました(ざっくり)。

10/20の二日目は、日本政策金融公庫や農水省からの情報提供。特にいまは自給率の問題もあり、国内の食品産業事情の話はとても参考になりました。

例えば、日本の基幹的農業従事者数の約8割が60歳以上とか(実際のデータでみると引きます。。。)

例えば、日本の農業法人数は農業経営体の約3%程度(約3万社)しかありませんが、その3%がなんと日本の農作物販売額のなんと37%を占めているまで成長しているとか。

後半は、各県の代表的農業法人が前に出て、パネルディスカッション。

和歌山県は、うちと同じくみかんを栽培している土井会長がパネリストに

米、ネギ、ぶどう、みかん、小松菜、各種野菜の複合経営など、多様なディスカッションでした。でも話はやはり、部下の育成、担い手の育成などに話がすすんでいきました。

ちなみに、開催県によって内容は異なるものの、夜の懇親会は楽しみの一つ。

だって農業法人の会ですので、素材提供が非常に多いのです。交流の中で、「これうちの豆」とか、「JA全中さんが神戸牛と日本酒提供してくれた」とか、持ち寄り文化のようなものが発揮されています。

豆・とうもろこし、ブロッコリーなどはほとんど兵庫県産。ドレッシングは滋賀の「るシオールファーム」さんでした。
全中(JA)兵庫県本部さんありがとう。この神戸ビーフはうまかった。
他にも、参加法人の生産した素材を使った料理がたくさん。米の法人さんが提供した米がお茶漬けに利用されていて、「お茶漬けかよ~」と嘆いてたのが印象的でした。笑

毎回、結構美味しいものにありつけるのが農業法人交流会の醍醐味。写真撮り忘れましたが、各種日本酒は本当に美味しかった。兵庫県産の酒米を利用しているのですね。とにかくおいしかった。

来年度は、地元和歌山県の開催の番。実は僕、県の法人協会の理事をしてまして、準備方になります。こんな立派な設え、できるかしら・・・こわ。とりあえずパンダでも見てもらおう。

●この記事を書いた人 秋竹俊伸 社長

秋竹俊伸 社長

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みかん屋の社長です。20歳から10年間はバリバリ専業農家してました。その反動からか、最近の趣味は魚を買ってきて捌くことです。日本酒と刺し身が大好きなアラフィフです。
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