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2021.09.02 みかん栽培日記~古田さん・宮崎さんの摘果(てきか)~

おいしいみかんを栽培するためには欠かせない摘果(てきか)。
今回はそんな摘果作業の目的とやり方をご紹介します。

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みなさんこんにちは。
広報担当の泉です。

今回のみかん栽培日記では「摘果作業」の様子をお届けします🍊

摘果とは?
摘果とは?

摘果とは、その字の通り果実を摘む作業。
果実の間引きを意味します。

摘果は果実の大きさや品質をより良いものにするために欠かせない作業。

果実1個に対して十分な栄養分を与えられるようにするために、樹に成る果実の量を摘果で調整していきます。

摘果には粗摘果(あらてきか)と仕上げ摘果の2種類があります。

粗摘果では、育ちにくそうなみかんを積極的に間引いていきます。
枝の裾の部分など太陽の光が当たりづらい部分を中心に行い、早和果樹園では6月末ごろから粗摘果に取り掛かっています。

仕上げ摘果は、最後の調整。
樹全体のバランスを見ながら慎重に摘果を行います。

主に小玉のみかんを間引いていくことが多く、現在早和果樹園では 「不知火(しらぬい)」 の仕上げ摘果に取り掛かっています。

早和果樹園には温州みかんから雑柑類まで様々な樹がありますが、そんな不知火の摘果の様子をご紹介しますよ。

今回は不知火の摘果です
今回は不知火の摘果です

今回密着するのは、お久しぶりの登場生産部3年目の宮崎さんと、みかん栽培日記では毎度おなじみ生産部6年目・古田さん!

生産部3年目宮崎さんと生産部6年目古田さん
宮崎さん(左)と古田さん(右)

不知火は2~3月頃に旬を迎えるカンキツで、大きいサイズのものが好まれる傾向にあります。

そんな不知火を栽培するためには、今回の仕上げ摘果がとても重要ですね。

ノギスを使用していきます
ノギスを使用していきます

果実を目標の大きさに仕上げるため、ノギスも使用していきます。

さぁそれでは摘果開始!

樹のバランスを見ながら摘果する果実を探していきます。
不知火が大好きな古田さん、自然と笑みがこぼれていますね。

摘果する果実を見つけました。

を摘果していきます
この果実を摘果していきます

このくらいのサイズだと、手で摘果することができます。

手をそえて…

きゅっと果実をひねります。

これで摘果完了です。

次は宮崎さん。

こんな高いところでもはしごを使って摘果していきます。

手際よく摘果していく宮崎さん。
宮崎さんは果実の大きさの最低基準を指の長さの節目で覚えるなど、効率よく作業するためのコツを掴んでいるそうです。

摘果の目安として、果実1個に対する葉の量が決まっており、不知火の場合は果実1個に対して葉が100枚、うんしゅうみかんは葉が20~25枚程必要と言われています。

だから密集している果実もどんどん摘果していく必要がありますね。

古田さんに不知火の成長具合を聞いてみました。

古田さん:「今年の果実は大きめに育ってきています。今は2L・3Lサイズの収穫量を増やせるよう調整を重ねています!」

今年も美味しい不知火が出来上がりそうでとても楽しみです😊

早和果樹園生産部では、不知火をはじめ、秋から冬にかけて販売する温州みかんの摘果も進めています。

美味しいみかんをお届けできるよう頑張っていますので、ぜひお楽しみに!

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摘果のお話はここまで…

最後に少しお知らせです🍊

本年度も秋みかんの予約販売が始まりました♪

9月からお召し上がり頂ける希少な有田みかん「ゆらのさきがけ®」。

早和果樹園の登録商標商品です。

今年もみかんシーズンのトップバッターとして販売を開始しておりますので、秋みかんの爽やかな味わいを楽しみたい方はぜひお買い求めくださいませ!

画像をクリックでゆらのさきがけ販売ページへ♪

ゆらのさきがけ販売ページはこちら
ゆらのさきがけ販売ページはこちら

最後までお読み頂きありがとうございました。

記事:広報担当 泉

●この記事を書いた人 泉 果歩

泉 果歩

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入社5年目・直販部EC事業課所属。
和歌山生まれ・和歌山育ちの和歌山大好きっ子です🍊
受注業務や社内の情報発信を中心に活動しています。
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